片頭痛について
<片頭痛について>
皆さんは、ズキズキとした頭の痛みに悩まされたことはありませんか? 頭痛に悩まされた方は、一度は「へん頭痛」という言葉を聞いたことがあるかと思います。「へん頭痛」は「片頭痛」と書くのが正しいです。
こめかみや目の周りが脈打つように痛み、日常生活に支障をきたすこともあるのが片頭痛の特徴です。「片頭痛」と書きますので、片側だけが痛むようなイメージを持たれるかもしれませんが、痛みは片側だけに起こることもありますが、両側に広がることもあります。また、光や音、匂いに敏感になり、何もできずにじっとしているしかないという方も少なくありません。
特に20~40代の女性に多いと言われており、女性ホルモンとの関係が指摘されています。月経前後に片頭痛が悪化する方も多く、生活の中で上手に付き合っていくことが大切です。
<片頭痛の原因>
片頭痛の原因は完全には解明されていませんが、有力な説のひとつに「三叉神経の刺激」があります。 何らかのきっかけで三叉神経が刺激を受けると、神経伝達物質のセロトニンが急激に分泌され、一時的に血管が収縮します。その後、セロトニンの減少によって血管が拡張し、炎症が起こることで痛みが発生すると考えられています。
また、片頭痛の引き金となる要因はさまざまです。
* ストレス:精神的な緊張だけでなく、仕事の疲れや寝不足も影響します。
* 食事:チョコレートやワイン、チーズ、柑橘類などが影響することがあります。
* 気候の変化:気圧の変化や天候の変動が影響することがあります。
* ホルモンの変動:女性は特に月経周期の影響を受けやすいです。
* 睡眠不足または寝すぎ:睡眠のリズムが崩れることで誘発されることがあります。
<片頭痛の症状>
片頭痛には、以下のような特徴的な症状があります。
* ズキンズキンと脈打つような痛み
* 4~72時間続くことがある
* 光や音がつらく、暗い場所でじっとしていたくなる
* 吐き気や嘔吐を伴うことがある
* 前兆として視界にチカチカ(ギザギザ)した光が見えることがある(閃輝暗点)
* 視界の一部が見えにくくなることがある(閃輝暗点)
こうした症状がある場合、片頭痛の可能性が高いと考えられます。
<片頭痛と上手に付き合うために>
片頭痛を完全に予防することは難しいですが、日々の生活の中で工夫することで発作を軽減できることもあります。
* 規則正しい生活を心がける:睡眠のリズムを整え、ストレスを溜めないことが大切です。
* 食生活を見直す:片頭痛の誘因となる食品を避け、バランスのよい食事をとりましょう。
* 適度な運動をする:ウォーキングやストレッチなど、血流を促す運動を取り入れてみましょう。
* カフェインの摂取に注意する:適量なら良いですが、摂りすぎると頭痛を誘発することがあります。
<こんな頭痛には要注意!>
片頭痛は一般的な頭痛のひとつですが、中には危険な頭痛もあります。
* 突然経験したことのない激しい頭痛
* 意識がもうろうとする、ろれつが回らない
* 手足のしびれや麻痺がある
このような症状がある場合は、すぐに医療機関を受診しましょう。
<まとめ>
片頭痛は多くの方が経験する頭痛ですが、適切な対策をとることで症状を軽減することができます。ひとりで悩まず、ご自身の頭痛のパターンを知り、上手に付き合っていきましょう。
頭痛が頻繁に起こり、日常生活に支障をきたすようであれば、一度当院にご相談ください。